今日は、Lienを提供する株式会社DMRの代表、岡本浩さんに海外人材採用についての話をうかがいました。

Q: 岡本さんが運営されている株式会社DMRは多数の海外からの人材を採用してきましたが、今までの採用人数と彼らの出身について教えてもらえますか?
O: 海外インターンの採用は3年間で約20名です。出身はフランス、イギリスなど、世界の様々な国からです。

Q:インターンの勤務期間はどれくらいですか?
O:短くて3ヶ月で長くて8ヶ月ですが、主に6ヶ月になります。

Q:こんなにたくさんの外国人のインターンを採用している企業は珍しいと思います。採用を始めたきっかけはありますか?
O:以前新聞の記事読んでいたら、多くの留学生が日本での就職の受け入れ先を見つけられず、困っていることを知りました。せっかく日本に来て下さっているのに、良くないなと思って早稲田大学やTemple大学など、留学生を積極的に受け入れている大学にアプローチしたのが始まりですね。

Q:海外人材を採用しなくても、国内から語学力の優秀な人材を採用するという方法もあったのではないでしょうか?
O:それは弊社がインターンを採用した経験が既にあるからです。数年前にインターンを募集したことがありますが、その中の一人が現在も弊社で働いているMさんになりますね。彼はアメリカの大学に在籍していて、当時のインターンの中でも大活躍してくれていました。もちろん今でも大活躍してくれています。その経験が基になって、インターンの採用については以前から良いイメージを持っていました。

Q:それはMさんだけがとても優秀な方だったということでは?
O:優秀であったのは間違いありませんが、当時インターンのMさんは最初から語学力以外の専門知識はありませんでした。ただ物事を調べる能力や姿勢がすごくて、その部分を活かしてもらえたのではないかなと思います。
Mさんもそうですが、私はインターンに最初から高い能力や業務経験は特に求めていません。ただ留学経験がある方や海外から来る人は、他の人にはない「適応力」があると思っていて、そこを重視しています。

Q:つまり、海外から日本に来たいと言ってくれている人材の思いに応えたい、という気持ちと、海外人材ならではの「適応力」の二点が採用条件に合致したということでしょうか?
O:そうですね。実際に最初に採用した海外インターンのRさんやKさんも、期待通りか、むしろ期待以上に働いてくれたので、自分の考えに確信を持てました。


Q:海外人材の選考において、特定の基準はありますか?
O:特に洞察力を持っているかどうかを重視しています。ですから、どの国の出身かなどは全く選考の基準にはなりませんでした。そもそも、海外(日本)インターンへ応募する方には優秀な人が多いと思います。
優秀な人は海外に行って外国を学ぶ傾向が強くて、優秀な人材が同時にグローバルな人材になることは多いです。
そのため志望者の誰もが優秀な方ばかりで、できれば一緒に働きたい方がたくさんいました。

Q:インターンを戦力としてうまく活用できているでしょうか?
O:当時は、インターンの募集と会社運営の構造改革を同時に進めていました。業務の一部をアウトソースし、またインターンも海外から採用し始めましたね。勿論インターンはアウトソースとは違いますが、社内で必要な部門だけインターンに任す意味では似ていて、効率的な業務配分もできました。そのため、インターンが短期間の勤務であっても特に問題にはなりませんでした。
勿論100%上手くいったわけではなく、最初は大変な部分もありました。最初は彼らに任す業務の範囲やレベルを想定することが難しかったので、インターンに無茶をいったこともあり、そこから不協和音が生じたこともあると思います。ただそこは我々の認識が正しくなかった部分もあって、その他のコミュニケーション面での問題などはほぼありませんでした。

Q:他に良かった点はありましたか?
O: これは予想していなかった面ですが、違った面で物事を見ることが増えました。例えば日本人が日本の景色や物を見て当たり前だと思っても、海外の人にとっては「すごい!」、「きれい!」と言われることがよくあります。私たちが気付いていない部分を気づかせてくれることは新鮮で、いい機会であるとも思います。
また、以前働いていたインターンが、知人に当社を紹介してくれることもあり、募集をかけなくても向こうから応募が来ることもあります。

Q:メリットに関する話をお伺いしましたが、何か問題点など伺えますか?
O:もちろん細かい部分ではたくさんありました。インターンがビザを取れなかったこともありますし、言語や文化の違いからくる些細な業務のミスも多々ありました。


Q:Lienというサービスを提供しようと思った理由は?
O: 一番の理由は弊社が実感した海外人材の良さを知ってもらいたかったからです。海外人材採用のノウハウを内製化することで、Lien利用企業様にもたくさんのメリットを経験してもらいたいですね。
何より自信があります。今は労働市場が売り手市場になっているし、企業の国際展開も増え続けている状況で、人材問題は今後さらに社会的な課題となっていくでしょう。このような状況で、グローバルな人材のニーズは今後も確実に増えます。

Q:今後のLienの展開についてお聞かせ下さい。
O:弊社が感じているメリットをより多くの企業様にも感じてもらうべく、Lienを積極的に紹介していきたいと思います。又、弊社での海外人材採用もLienにフィードバックすべく常にアップデートしていきます。

Q:Lienの利用を考えていらっしゃる企業様に一言お願いします。
O:海外から人を採用した段階ですぐに直接的な効果が現れるわけではありません。始めるきっかけが必要な方もいるかもしれませんが、始めない限り、結局何も始まりません。もし海外人材採用に興味があれば、採用の検討は早いほうが良いです。弊社で積み重ねてきた経験とノウハウをもとに、全力で企業様をサポート致します。

©2018 DMR Co., Ltd. All Rights Reserved.